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日時
2021116落語会 2021119
会場
小野川温泉 山形県米沢市鈴の宿 登府屋旅館

創作舞台・落語会情報

小野川温泉の紹介

小野川温泉
小野川温泉
小野川温泉

米沢には名湯・秘湯が八つあり「米沢八湯」と呼ばれています。
1,200年の歴史をもつ小野川温泉は、小野小町ゆかりの美肌の湯として知られ、13件の宿が軒を並べます。3種類の蛍が棲む自然豊かな温泉地であり、全ての宿が源泉100%掛け流し。こじんまりとした温泉街は散策におすすめ。

街めぐりポイント

1日目は以下のスポットなどを落語家が廻って取材します。
その様子はページ下の活動報告をご覧ください。

今回参加する落語家一座

立川こしら
立川流真打 立川こしら
立川志ら門
立川流二ツ目 立川志ら門
立川寸志
立川流二ツ目 立川寸志
柳家緑助
二ツ目 柳家緑助
ナツノカモ
作家 ナツノカモ
武藤奈緒美
フォトグラファー 武藤奈緒美

新作落語発表会

日時
2021119
開演 19:0021:00
会場
小野川温泉 山形県米沢市
鈴の宿 登府屋旅館
〒992-0076 山形県米沢市小野川町2493番地
TEL.0238-32-2611
小野川温泉 登府屋旅館
小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館
小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館

山形県米沢市にある小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館では、源泉100%掛け流しの温泉と米沢牛のお食事がお楽しみいただけます。
バリアフリー対応の貸切風呂や送迎バスを完備。ファミリーや車いすの方のご旅行にもおすすめです。
定期的に落語会を開催しています。

鈴の宿 登府屋旅館 公式サイト

創作活動報告

⽂化財見学

1日目11/6

  • 甲⼦⼤黒天本⼭
  • 薬師瑠璃光如来堂
  • 共同浴場 尼湯
  • 大樽川(鬼面川)
  • 温泉街

地元⺠インタビュー

2日目11/7

地元民のみなさまからどんな話が飛び出すのか!?

11/7YouTube動画

ネタ作成・稽古

3日目11/8

果たして間に合うのか!?

ご当地落語会

4日目11/9

会場
鈴の宿 登府屋旅館
開演
19:0021:00

レポート動画まとめ

11/9新作落語台本

演者 柳家緑助

『 小野川 』

ナツノカモ作家解説:ナツノカモ
記念すべき初回の一席目。小野川という温泉地の由来を噺に盛り込むにあたり、落語で最もオーソドックスな根問の形式を選びました。八つぁんと隠居さんの会話で進行し、聞きかじったことを八つぁんが後半で間違えて他の人に伝えます。演じるのが二つ目になりたての柳家緑助さんだったので、彼にとっても演じやすいものをと心がけて創りました。土地があり人がいれば、そこには歴史があって物語があります。それを隠居さんに語ってもらい八つぁんが聞く。ご当地落語そのものにとってもプロローグの役割を果たす一席になったかなと思います。緑助さんはギャグを変えサゲを変え、自分の言葉で喋ってくれました。演者さんが作品に魂を入れてくれること。作家としてこれほど嬉しいことはありません。

台本PDF

演者 立川寸志

『 鰯地蔵 』

ナツノカモ作家解説:ナツノカモ
「豆腐地蔵」という非常に味わいのあるスポットに心を惹かれました。地蔵という古くから存在する物に遊び心がついたネーミング。「豆腐をお供えする」人々の心模様を想像するとクスッと笑ってしまいます。もちろんそこには真剣な思いがあるはずですが、その背後に人間の心の豊かさを感じます。きっと落語国の住人がこれを見たらこんな行動を起こすに違いない、という視点で台本を書きました。演じたのは立川寸志さん。アレンジもたくさん加えてくださり安心して聴ける落語になりました。彼の確かな語りによって、まるで昔からある古典落語のような仕上がりになっています。YouTubeで台本と比べながら見ていただきたいです。

台本PDF

演者 立川志ら門

『 蛍のリレー 』

ナツノカモ作家解説:ナツノカモ
小野川の蛍は三種類が時期をズラして現れるという話を聞いた時、この落語が出来ました。その蛍のリレーと、温泉地がずっと続いていくための命のリレーがリンクした物語を創れたら、きっとそれはご当地落語として大きな意味がある。演じたのは立川志ら門さんでした。現代の設定で、しかも場所や時間軸の移動も多くわずかな間に覚え演じるのは難しかったと思います。しかしメンバーの中でこの噺を託せるのは彼しかいませんでした。つくられたものではないピュアさ、素朴さ、一生懸命さで噺を語ってくれました。咄嗟のアドリブに最高の台詞があったのですが、本人も覚えてないかもしれません。

台本PDF

演者 立川こしら

『 姫ちゃん 』

ナツノカモ作家解説:ナツノカモ
小野川小町ちゃんを思わせる少女の神様を登場させることを最初に決めました。こしら師匠はトリを飾るため、ここまでの三席の流れを汲んだ落語になると思い台本は何度かラリーをしました。設定を渡し、味付けをしてもらい、アイデアを出し、ラストを相談するといった具合いに。なのでこの『姫ちゃん』は共作と言えるため、台本の言葉の表記が不統一になっています。展開を整える作業はナツノカモがしたのですが、ラストの締め方はこしら案でした。姫ちゃんの名前がまさかそこに繋がるとは思わず、その案を聞いた瞬間「あんた天才かよ」と言ってしまいました。

台本PDF

新作落語の作家

ナツノカモ

東京都出身。2007年〜2014年まで落語家。以降、作家に転向。
コントを中心とした舞台脚本、テレビ番組の構成、ゲームシナリオ等を手がける。ナツノカモ低温劇団主宰。
【趣味】ザリガニ釣り、セミの羽化の観察

新作落語の台本について
口演のための台本としては、ご自由にお使いください。
印刷物として配布や出版での二次利用はお止めください。
作品中の固有名詞は変更せず、そのままご利用ください。
自由にギャグを足してください。
#ご当地落語 でのツイートがうれしいです。

小野川温泉 鈴の宿賞