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日時
2021126落語会 2021129
会場
赤倉温泉 山形県最上郡最上町湯守の宿 三之亟

創作舞台・落語会情報

赤倉温泉の紹介

赤倉温泉
赤倉温泉
赤倉温泉

山形県北部の宮城県の県境と近く、9軒の宿がある赤倉温泉は、貞観5年に慈覚大師円仁によって開湯されたといわれています。その昔、松尾芭蕉が2泊逗留した「封人の家」や山刀伐峠を抱える歴史ある温泉です。
各宿が自家源泉を持つ湯量が豊富。低張性弱アルカリ性高泉の泉質は癖も少なく親しまれています。

街めぐりポイント

1日目は以下のスポットなどを落語家が廻って取材します。
その様子はページ下の活動報告をご覧ください。

今回参加する落語家一座

立川こしら
立川流真打 立川こしら
立川志ら門
立川流二ツ目 立川志ら門
桂竹千代
落語芸術協会二ツ目 桂竹千代
二ツ目 柳亭信楽
柳家緑助
二ツ目 柳家緑助
武藤奈緒美
フォトグラファー 武藤奈緒美

新作落語発表会

日時
2021129
開演 19:0021:00
会場
赤倉温泉 山形県最上郡最上町
湯守の宿 三之亟
〒999-6105 山形県最上郡最上町大字富沢884
TEL.0233-45-2301
赤倉温泉 三之亟
赤倉温泉 三之亟
赤倉温泉 三之亟

清流小国川のほとりに佇む、源泉かけ流しの大浴場「大岩風呂」が自慢の古い宿です。
日常からはなれてゆっくり流れる時間を提供いたします。また、清流小国川が目の前に流れ四季折々の味覚を楽しめます。

湯守の宿 三之亟 公式サイト

創作活動報告

⽂化財見学

1日目12/6

  • 富山馬頭観音 東善院
  • 山刀伐峠
  • 小国川源流作造原付近
  • 松林寺
  • 薬師神社

12/6YouTube動画

地元⺠インタビュー

2日目12/7

地元民のみなさまからどんな話が飛び出すのか!?

12/7YouTube動画

ネタ作成・稽古

3日目12/8

果たして間に合うのか!?

12/8YouTube動画

ご当地落語会

4日目12/9

会場
湯守の宿 三之亟
開演
19:0021:00

レポート動画まとめ

12/9新作落語台本

演者 立川こしら

『 真っ赤倉 』

立川こしら作家解説:立川こしら
荒唐無稽と思われる出来事も、信じる人が居ればそれは真実になります。各地にある独特な風習も、この延長線上にあるのではないかと思わされたのが、赤倉のUFO伝説です。アイテムが比較的新しいので伝統には程遠いかも知れませんが、語り継ぐ事によって真実になると私は感じました。いい加減なヤツが喋ってるいい加減な話。しかしここ(赤倉)では違う視点での物語になるのです。

台本PDF

演者 立川志ら門

『 蚤虱 』

桂竹千代作家解説:桂竹千代
「蚤虱 馬の尿する 枕元」山奥の田舎の宿へ泊まり散々な思いをした、という意味に解釈される句ですが、物事には表と裏がある。実は良い意味なんじゃないか、あるいは良いことをした結果が裏目に出てしまったのではないかという、この句の裏側を描きたくなり創りました。ちなみにかなり志ら門風にアレンジされてます!

台本PDF

演者 柳亭信楽

『 ガマ仙人 』

作家解説:柳亭信楽
馬頭観音で拝見した「ガマ仙人と鉄拐仙人」の絵が面白くて印象に残りました。落語には鉄拐仙人を題材にした話はあるので、ではガマ仙人を主役にしたお話を作れないかというのが創作の動機です。非現実的なナンセンスな話ですが、そういった話も表現して良いのが落語の魅力です。

台本PDF

演者 柳家緑助

『 馬の文 』

立川こしら作家解説:立川こしら
人間の為に尽くす動物というエピソードは、探せばどこにでもあります。馬の産地としても有名な赤倉にも「馬が人を救う」話が残っています。ところが、馬は主人を見分ける事が出来ないらしいのです。馬はもっと無責任な生き物なのではないでしょうか?こうあって欲しいという一方的な押し付けになっているのかも。都会の人が田舎に抱く一方的な幻想と似ていると思って作りました。

台本PDF

演者 桂竹千代

『 おさいど祭 』

桂竹千代作家解説:桂竹千代
真冬に男たちがふんどし一丁で外を駆け回り、地域の慶事を祝う祭。近頃は過疎化も進み参加者が減少、他県からも呼んでいるとのこと。現代が抱える問題をおさいど祭で表現しました。実は深刻なテーマなんだけど地元の人に笑ってもらえてよかった!

台本PDF

演者 立川こしら

『 おーい山賊 』

立川こしら作家解説:立川こしら
観光地にとって山賊が居たという伝説はプラスに働きません。悪事を働くヒーローは架空の存在だから許されるのです。ダークヒーローの中でも山賊はなんだから生生しいのです。これまで山賊を取り扱った作品が少ない所からも、どこかリアルに感じてしまう何かがあるとしか思えません。後世まで語り継がれる山賊にピッタリのエピソードを用意してみました。

台本PDF

新作落語の作家

立川こしら

立川こしら

1996年立川志らくに弟子入り。2012年に真打昇進。
落語の他、ラジオDJ、Web製作、活動は多ジャンルに渡る。2017年より海外でも公演を行う(オーストラリア、バルセロナ、ヒューストン、メキシコ、インド、ニューヨーク、ニュージーランド)。avexよりCDを5枚発売中。光文社新書より書籍「その落語家、住所不定。」発売中。

桂竹千代

桂竹千代

千葉県旭市観光大使
2011年明治大学大学院古代日本文学専攻修士課程修了
2011年7月、桂竹丸に入門、前座「竹のこ」
2015年9月、二ツ目昇進、「竹千代」
2019年3月、第18回さがみはら若手落語家選手権優勝
資格・文学修士(マスター)、学芸員、温泉ソムリエ、神社検定1級
大学・大学院で古代史を学んだ「古代史マスター落語家」として活動。著書:『落語DE古事記』幻冬舎2019

柳亭信楽

2014年6月 柳亭楽輔に入門「楽ちん」
2014年7月 下席楽屋入り
2014年8月 下席浅草演芸ホールにて初高座「子ほめ」
2018年8月 中席より二ツ目昇進「信楽」となる
趣味は村上春樹風の生活を送ること。

新作落語の台本について
口演のための台本としては、ご自由にお使いください。
印刷物として配布や出版での二次利用はお止めください。
作品中の固有名詞は変更せず、そのままご利用ください。
自由にギャグを足してください。
#ご当地落語 でのツイートがうれしいです。

赤倉温泉 三之亟賞