ご当地落語2024 in 福島県会津若松市

開催情報

日時
202411415:0017:00
会場

福島県会津若松市

芦ノ牧温泉大川荘

〒969-5147 福島県会津若松市大戸町大字芦ノ牧字下平984

TEL. 0242-92-2111

演者
鈴々舎馬るこ

落語協会真打

鈴々舎馬るこ

立川流二ツ目

立川かしめ

落語のご当地情報

福島県会津若松市
芦ノ牧温泉

芦ノ牧温泉
芦ノ牧温泉
芦ノ牧温泉

会津若松市の南に位置する山と緑に囲まれた、自然をたっぷり満喫できる玄関口として親しまれてきた芦ノ牧温泉。開設は古く千数百年前とされており、その昔行き着くのが困難だった為「幻の温泉郷」と伝えられてきました。雄大な自然の中で会津の四季を肌で感じながら、時間を忘れてゆっくりと寛げます。

お宿情報

こころ潤す、渓谷の宿。
大川荘

芦ノ牧温泉 大川荘
芦ノ牧温泉 大川荘
芦ノ牧温泉 大川荘

エントランスに足を踏み入れれば、吹き抜けの大空間がお迎えします。足元を流れるせせらぎと、浮き舞台から響く三味線の音が非日常の世界へといざなってくれます。 段々に配された四季舞台たな田は眼前に広がる渓谷美との一体感を味わえます。 また、大川にせりだした空中露天風呂からの眺めも絶景です。

大川荘 公式サイト

フォトギャラリー

写真:フォトグラファー 武藤奈緒美

落語台本・演者コメント

台本PDF

『 行雄と正太 』

演者 鈴々舎馬るこ / 作家 讃岐邦好

1970年代前半、ダム建設でにぎわう町で出会った行雄と正太。雪合戦をしたり、かまくらで餅を焼いて食べたりするという、ほんわか友情ストーリー。

再演ということで少しアレンジを入れてみました。タイムトラベル・幽霊というSF &オカルト要素をプラス。それはあくまでサゲ間際の話で、全編通じて意識したのは、雪国の子どもたちの友情譚をどう表現するか。
原作にはありませんでしたが、正太が行雄をそりに乗せて、かんじきを履いて、雪音をサクサクサクサク立てながら町を案内して行く、という演出を繰り返し入れ込みました。
原作の子ども同士の友情、ダム工事が無くなったあとの寂しさも残しつつ、サクサクサクサクという雪の擬音で、芦ノ牧温泉の雪景色を感じてもらおうと考えました。そして最後はSF&オカルトじみたサゲに繋がって行きます。そちらもどうぞお楽しみください。

台本PDF

『 バルブ職人 』

演者 立川かしめ / 作家 鈴々舎馬るこ

足湯の温度を一定に保つためにあるお湯のバルブ。
この足湯を最大限に活かすため日々バルブの開放を調節するバルブ職人。都会から新人がやってくるが、バルブ調節は想像以上に奥が深い。新人は無事バルブ職人になることができるのか…

このネタのキモはなんといってもバルブを捻る仕草。
馬るこ師匠の“捻り”に何処まで近づけるか心配でしたが、
「バルブー!調ー節っ!」
捻った瞬間に会場で拍手が起きて、このネタの力を感じました。
元の台本以上に新人さんの気持ちに抵抗を強めることで、最後にバルブを捻る瞬間をドラマチックにできるのではないかと考えました。『バルブ職人って…バルブ捻るだけでしょ?』って普通の人は考えてしまうのではないかと。
それに合わせてオチもすこし手を加えました。

当たり前に享受している温泉街の当たり前は、当たり前じゃあない。是非芦ノ牧で、もしくはお家で、足湯に浸かりながらアーカイブご覧ください。

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口演のための台本としては、ご自由にお使いください。
印刷物として配布や出版での二次利用はお止めください。
作品中の固有名詞は変更せず、そのままご利用ください。
自由にギャグを足してください。
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