ご当地落語2024 in 山形県米沢市

開催情報

日時
202411519:0021:00
会場

山形県米沢市

小野川温泉鈴の宿 登府屋旅館

〒992-0076 山形県米沢市小野川町2493番地

TEL. 0238-32-2611

演者
鈴々舎馬るこ

落語協会真打

鈴々舎馬るこ

立川流二ツ目

立川かしめ

落語のご当地情報

山形県米沢市
小野川温泉

小野川温泉
小野川温泉
小野川温泉

米沢には名湯・秘湯が八つあり「米沢八湯」と呼ばれています。
1,200年の歴史をもつ小野川温泉は、小野小町ゆかりの美肌の湯として知られ、13件の宿が軒を並べます。3種類の蛍が棲む自然豊かな温泉地であり、全ての宿が源泉100%掛け流し。こじんまりとした温泉街は散策におすすめ。

お宿情報

家族みんなで泊まれるバリアフリーの温泉宿
鈴の宿 登府屋旅館

小野川温泉 登府屋旅館
小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館
小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館

山形県米沢市にある小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館では、源泉100%掛け流しの温泉と米沢牛のお食事がお楽しみいただけます。 バリアフリー対応の貸切風呂や送迎バスを完備。ファミリーや車いすの方のご旅行にもおすすめです。 定期的に落語会を開催しています。

鈴の宿 登府屋旅館 公式サイト

フォトギャラリー

写真:フォトグラファー 武藤奈緒美

落語台本・演者コメント

台本PDF

『 姫ちゃん 』

演者 鈴々舎馬るこ / 作家 ナツノカモ

小野川温泉のある山形県米沢市は、3種類のホタルが見られる大変珍しいところ。ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル。ホタルの寿命は2週間なので、他の土地の「ホタルの夕べ」はだいたい2週間で終わるが、米沢は時期をずらして出てくる3種類のホタルが1ヶ月以上も楽しめるホタルの名所となっている。また、小野川温泉には豆腐を供えれば赤ちゃんの夜泣きがおさまるご利益のあるという「豆腐地蔵」がある。近所の豆腐屋が豆腐の売上げのために勝手に作った疑惑があるが、真意は定かではない。

原作「姫ちゃん」は、姫ちゃんと名乗る女の子がある日突然現れて、町の困りごとを解決していく。しかしその姫ちゃんがどこの誰なのか誰も知らない。ようやく探し当てたと思ったら実は、、、。というストーリー。そしてその後ヒメボタルが誕生するまでを描く。
再演にあたって、ヒメボタル、豆腐地蔵、やたらしょっぱい温泉水、小野小町がそもそも見つけたのが小野川温泉、など、キーワードを整理。
主人公の女の子を「姫ちゃん」ではなく、「小町ちゃん」にして、よろず困りごと解決という女の子ではなく、夜泣きをあやす等に特化させる、という演出に変更しました。
豆腐地蔵、やたらしょっぱい温泉水、ヒメボタルも後半登場します。そしてまさかの下ネタ落ち!原作とはだいぶ変わってしまいましたが、原作のPDFを読んで、どこが変わったのかを比べるのも面白いかもしれません。
見所は「夜泣きをする赤ちゃんの仕草(主に表情)」です。当日までうまく固まらずに不安だったので、力技でウケを狙いに行った結果です。そちらも含めてお楽しみください。

台本PDF

『 鰯地蔵 』

演者 立川かしめ / 作家 ナツノカモ

豆腐屋さんの裏にある豆腐地蔵。豆腐をお供えすると赤ちゃんの夜泣きが治る、というご利益があるという。
実はその地蔵は表にある佐藤豆腐屋が作ったもので、第二の豆腐地蔵を生み出そうと男たちの画策が始まります。

お宿の登府屋旅館さんのトウフという音にかけて、若旦那の遠藤さんを登場させることで、よりその場にいるお客様により楽しんで頂けるようにしました。(音の元は豆腐ですが、本来は「人名湯に浴して心身の健全を保ち、治世産業を完して、各自天府に登るの楽しみを得せしむ。」という意味です。)
個々のワードは演る場所、タイミングによって変えて良いかと思います。
もともととても落語らしい話なので、古典になっていく未来が目に浮かびます。
東京には落語のもとになった場所が多々ありますが、「豆腐地蔵って、小野川にあるらしいよ」と言われる日が楽しみです。アーカイブで古典になりかけている『鰯地蔵』を是非ご覧ください。

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印刷物として配布や出版での二次利用はお止めください。
作品中の固有名詞は変更せず、そのままご利用ください。
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