『 ビッキの神社 』
演者 立川志獅丸 / 作家 立川寸志
「桜より松は二木を三月越し」松尾芭蕉が奥の細道で、宮城県岩沼市を訪れ、竹駒明神の武隈の松を詠んだ句。芭蕉がこの地を訪れた事を元に寸志くんが作った作品。金運を上げたい芭蕉がもう一つのお社、金蛇水神社にお忍びで訪れる。するとそこに現れたビッキ(カエル)から、金蛇水神社が出来たいきさつを聞いて、その仕返しの手伝いを頼まれる。その仕返しとは?
芭蕉とカエルが会話をかわすファンタジー。カエルの出すアイデアの馬鹿馬鹿しさと、ちょっと俗な面をだす芭蕉。寸志くん面白い発想が沢山。そこに、皆、駄洒落を言いたいキャラを加えて、オチをビッキの洒落に。岩沼でなくても、どこでやっても伝わるように考えてみました。