ご当地落語2024 in 山形県最上郡最上町

開催情報

日時
2024121819:0021:00
会場

山形県最上郡最上町

赤倉温泉湯守の宿 三之亟

〒999-6105 山形県最上郡最上町大字富沢884

TEL. 0233-45-2301

演者

二ツ目

柳亭信楽

五代目圓楽一門会 二ツ目

三遊亭萬丸

落語のご当地情報

山形県最上郡最上町
赤倉温泉

赤倉温泉
赤倉温泉
赤倉温泉

山形県北部の宮城県の県境と近く、9軒の宿がある赤倉温泉は、貞観5年に慈覚大師円仁によって開湯されたといわれています。その昔、松尾芭蕉が2泊逗留した「封人の家」や山刀伐峠を抱える歴史ある温泉です。
各宿が自家源泉を持つ湯量が豊富。低張性弱アルカリ性高泉の泉質は癖も少なく親しまれています。

お宿情報

源泉かけ流し大岩風呂の宿
湯守の宿 三之亟

赤倉温泉 三之亟
赤倉温泉 三之亟
赤倉温泉 三之亟

清流小国川のほとりに佇む、源泉かけ流しの大浴場「大岩風呂」が自慢の古い宿です。 日常からはなれてゆっくり流れる時間を提供いたします。また、清流小国川が目の前に流れ四季折々の味覚を楽しめます。

湯守の宿 三之亟 公式サイト

フォトギャラリー

写真:フォトグラファー 武藤奈緒美

落語台本・演者コメント

台本PDF

『 真っ赤倉 』

演者 柳亭信楽 / 作家 立川こしら

赤倉温泉の隣にある「真っ赤倉温泉」に行ってきたはっつぁんが隠居さんにその真っ赤倉温泉について語るお話。真っ赤倉温泉はとにかく全てのものが何から何まで赤い!そんなトンデモな温泉地があるのか?赤倉温泉のご当地情報を提示しながら真っ赤倉温泉との大きなギャップ(というか大嘘)を楽しんでいただくお話です。

信楽が改めてやるに当たっては、元々あった「とにかく何から何まで赤い!」という設定にさらにギャグを足してトンデモな話に仕上げてみました。元々の話の時点でかなり真っ赤倉温泉は無茶苦茶なところだったので、さらに付け加えてあり得ない、あり得な過ぎる話にして、その代わりにオチを「真っ赤」で回収することで全体をまとめています。

台本PDF

『 馬の文 』

演者 三遊亭萬丸 / 作家 立川こしら

粗忽な侍、治部衛門と馬が出てくる話。
落語には粗忽な侍も馬もよく出てきますが、馬が喋るのは中々ないです。
馬が喋ることで、人間と馬の感情のすれ違い、馬の行動に対する人間の勝手な(都合の良い)解釈が浮き彫りになっています。
自分のために行動した田吾作という馬は、主人に忠を尽くした名馬として語り継がれるかもしれません。伝説や伝記もそういう都合の良い解釈で成り立っているかも。
元の台本は馬が草むらで野糞をして、ケツを紙で拭くという奇想天外なはじまりでしたが、そこは調整しました。その影響で結末までゴッソリ変わることとなりましたが、個人的には上手くまとまったのではないかと思っています。
ちなみに下げの部分では犬も喋ります。
馬が歩きながら喋るところと、足をくじいて引きずりながら歩く表現をどうするか一番悩みましたが、こちらは、三人旅という古典落語の中で、同じ様に足を悪くした馬が出てくるのでそこから表現を拝借し、馬同士の会話は、同じく三人旅の、馬子の会話を参考にしました。
古典の皮をかぶったファンタジー作品なので、想像力を解放して聴いたらより楽しめるはずです。

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新作落語の台本について
口演のための台本としては、ご自由にお使いください。
印刷物として配布や出版での二次利用はお止めください。
作品中の固有名詞は変更せず、そのままご利用ください。
自由にギャグを足してください。
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